貸しと笑顔を作る
【元祇園No.1ホステスが教える最上級のコミュニケーション】
先日嬉しい事がありました。行きつけの美容クリニックでの出来事。
オーナーの女性も私も話好きということで毎回色んな話で盛り上がります。
先日の施術中にこんな事を言われたのです。
「この前、すっっごく嫌なお客さんに遭遇したんです。
腹が立ったので思わず言い返そうとしたんですけど、その時に
《美幸さんだったらこんな時どうされるだろう?》と思ったら一呼吸置けました。
それによって柔軟な対応が出来たんです。」
加えて
「美幸さんは私にとってコミュニケーションのお手本なんです。
だから《美幸さんだったら?》って常に頭に浮かべるんですよ。」
とのこと。
な、な、なんと嬉しいお言葉♡♡♡
ここで私のことを暴露しますと、
私は決して穏やかな性格でも優しい性格でもありません。
喜怒哀楽や好き嫌いがはっきりしていて男勝りな性格。
イラッとすることもしばしばです(笑)
ですからプライベートでは自由奔放で自己中心的。
ですが
プライベート以外では一呼吸置くようにしています。
それは
関係構築がしっかり築けていない間柄だと言葉1つでも関係が悪化してしまうから。
好感度は築き上げていくことで、信頼・安心・大好き など
という氣持ちにさせることが出来ますが、
違和感は重なると嫌悪感に変わります。
嫌悪感は一瞬で芽生えますし
それを払拭するためには相当な時間がかかります。
また、言葉は時にナイフのように相手を傷付けてしまうこともあります。
だからこそ私は言葉を選んで相手に届けます。
プラスアルファ
《相手を笑顔にさせるため》
《男女問わず私を好きにさせるため》
に言葉に色を付けるのです。
例えば
相手がつい吐き出した言葉に腹が立っても
「そんなことを言われたらとっても悲しいです。
私は〇〇さんのことをこんなに好意的に思っているのに。」
「その対応は酷いんじゃないですか?傷付いちゃいました。
弁解されるなら今ですよ(笑)」
「何かあったんですか?
いつもはそんな対応されないのに。
モヤモヤする原因があるのなら良かったら打ち明けてくださいね。」
などと申し上げます。
そうすると相手はハッとして冷静さを取り戻されます。
相手が怒っている時にこちらも同じように返すと、
お互いにヒートアップして怒りの感情やマイナスな感情などが爆発します。
思ってもいないことまで口に出してしまうことも。
一旦口から出た言葉は取り戻すことが出来ません。
一時の感情が縁の切れ目になることもあるのです。
ですから、相手が怒っている時はこちらは冷静になることが必要。
そうした対応により多くの相手は
「言い過ぎたな」という申し訳ない氣持ちと共に
「こんな状態の自分でも柔軟に受け入れてくれた」
と私に対してプラスの感情を持っていただけます。
腹黒い私は、こうして相手の氣持ちを動かし
《貸しと笑顔》を作るのです。
怒りを笑顔にする って凄い効果があるでしょ。
皆さんも戦略的にコミュニケーションを駆使しあなたのファンを増やしてくださいね。
それでは、また♡